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白旗
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作詞 ぽたま |
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真っ赤な空に浮かぶ 黒い飛行機 降ってくる爆弾
またひとつ 命の灯火が消えていく 叫び声と共に
大切なものを守りたい みんなそう思ってるんでしょう?
守りたいと思うなら 最初から戦わなければよかったのに
そのどうしようもない矛盾が ひとつの命を奪っていく
戦争以外に 解決する選択肢は無かったのかと 疑問に思う
何でもかんでも 傷付け合いで済まされる現実じゃない
人間は時として 間違った判断をする そんなの当たり前
気付いた時にはもう遅くて 謝るってことを知らなくて
だから争いが絶えないんだ この哀しすぎる世界は
世界が幸せになる日なんて 遠すぎて見えないよ
僕はもう俯いていられない ごろごろと転がってるものを見たくない
未来がこういう風になること わかってたはずなのに
家が家としての役割を果たさなくなった 僕はこれからどうすればいい?
笑えばいい? 泣けばいい? それとも 逝けばいいですか?
僕にはもう 守るものが無いんだ でも戦いたくないんだ
相手を傷付けることの2倍 自分が傷付いてしまうから
逃げてるわけじゃないよ あんな大人になりたくないだけ
あの時戦ったことで 多くの命が消え 多くの問題が取り残された
ねえ お願いだから あの時消えた命 全部返してよ
戦うことで 得るものなんて何も無い
僕らが思い描いた世界は こんなものではなかったはずでしょう?
いつか終わりが来ること それだけを望んでる
白旗揚げちゃえばいいじゃない それで終わるんだから
プライド? 馬鹿言ってんじゃないよ
そんなちっぽけなものの為に 多くの犠牲を払いたくない
あんただけの問題じゃないんだ
人間ってちっぽけだね 守りたいと思うものさえ 守れていない
だからもう終わりにしようよ それで世界は救われるから
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