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アゲハ蝶
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作詞 ぽたま |
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街灯の下を舞い踊る 闇を纏ったアゲハ蝶
自分に似た蛾を見下し 今日も優雅に飛んでいく
行き先見えぬまま どこまでもその羽を広げて
蜘蛛の巣なんかに惑わされず ずっとずっと遠くへ
人間に捕まえられぬように 蜘蛛の巣に掛からぬように
空の果てまで 自由を求めるように 羽ばたき続ける
From whom do you run away?
孤独と引き換えに あの蝶は自由を失った
あんたもそうしたらどうだい? きっと楽になるよ
寂しさを隠すように 闇をドレスの代わりにするのは もうやめて
光が照らす方には出たがらない あのアゲハ蝶
今日は調子が悪いね だってほら 珍しく蜘蛛の巣に掛かってる
蜘蛛なんかに惑わされて あんたも格が下がったね
あんなに自由を欲しがっていたのに もう取り戻せない
きっとみんなも欲しかったんだ あんたのその綺麗な羽が
他人を惚れさせてしまったから 狙われたんだね
You were too beautiful.
その美しさが命取り それを持って生まれた罪は重いよ
最初からあんたの中には 降参っていう選択肢は 無かったのかい?
白旗を揚げていればよかったのに 意地張るのは あんたの悪い所
I really wanted the wing
でもそれは叶わない願い 哀しすぎるよ
あんたが自由を求めるように 他人はあんたを求めた
だからさ この体をあげるから あんたのその羽を頂戴
街灯の下を舞い狂う 黒いドレスを着たアゲハ蝶
蛾を見下し 自由を求め その羽を広げて飛んでいく
どこまでも高く どこまでも遠く 捕まらぬように 先へ
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