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幼い手
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作詞 ぽたま |
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子供の頃の自分の写真 幼くて無垢な瞳
何も知らないままが良かったと ちょっと思った
誰かに初めて逢った時 運命を誇らしく感じるけど
誰かと別れてしまう時 運命の残酷さを知った
だから決めたんだ 君のこの手を離さないって
離したらきっと 君はどこかに消えちゃうでしょう?
もう手離したくない 大切なものを 次々と
この腕から擦り抜けていくのは 哀しすぎるから
小さいこの手で君を ぎゅっと 抱き締めたんだ
時間は止まらず流れてるから 僕は少し大人になった
大人になるにつれて 失うものが多くなっていった
何かを得ることは その代償に 何かを失うことと同じなんだよ
でも君がここにいてくれるなら 他には何もいらない
子供な割には しっかりしてると言われたけど
大人な割には まだ未熟だと 色んな人に言われた
大人になりたくなんかない 失うのはもう嫌だよ
この腕から擦り抜けていくのは 虚しすぎるから
大きいこの手で君を ぎゅっと 抱き締めたんだ
いつになっても変わらないのは きっとあの気持ちだけ
君の手と僕の手 繋いだら心臓が騒ぎ出す
君の声と僕の声 重なれば微笑が零れる
でもきっと 時間が経ったら 物足りなくなって
失ったんじゃない 僕が離してただけ
時間が僕の心を 遠いところへ連れ去った
幼いあの頃のままが良かった 何も知らない小さい僕
幼い手で 必死に夢を掴もうとしてた
叶わぬことなどないと思ってた 少し単純な僕が好きだった
恋があるから愛があって 悲しみがあるから涙があって
喜びがあるから笑顔があって 君がいるから僕がいて
そして僕はここにいる
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