|
|
|
おとしもの
|
作詞 ぽたま |
|
大事なものを 落としてきました
それが何だったかは 覚えてないけど
夢見ることを 忘れてきました
現実に裏切られるのが 恐かったから
今僕の掌には 何も残ってないよ
でも寂しくない 思い出にしてないから
記憶の棚の鍵が 開いてしまうから
失った後に気付く 大切だったと
気付いた時には もう手の中には無くて
人はそれを「後悔」と呼ぶけど
そこにいた自分は 笑っているから
大切な人を 傷付けてきました
刃物のような言葉で それはそれは残酷に
温もりがあった背中に 冷たい風が吹き付けました
心にぽっかり穴が開いたように それはとても哀しくて
今僕の心には 何も入らないよ
鍵を掛けたから 傷付かないように
これ以上僕が 僕を見失わないように
失った後に気付く 幸せだったと
気付いた時には もう手の中には無くて
でも僕は それを大切な思い出と呼ぶ
あの日の自分が 悲しまないように
失くしたら また一つ一つ 集めればいい
そういうのも 幸せへの一歩だと思うから
落とした後に 大切だったと 幸せだったと
その気持ちに 気付けるだけでいい
後悔とは呼ばずに また歩き出そう
泣いていた自分も 笑っていた自分も すべて置いて
もう戻れないあの日々に 涙を全部預けてきました
|
|
|