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卒業
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作詞 吠獅 |
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去年の卒業生の背中はあんなに大きく見えたのに
自分がいざ卒業生になると小さい感じがして仕方がない
不安だ
私は成長しているのか、昔とは変わった所があるのか
怖い
このまま卒業して大丈夫なのか、上手く生きてけるのか
でも、時期が来れば自然と卒業する
私の気持も関係なく表では卒業する
それでも私の心はまだ卒業したくない気持ちでいっぱいだから
とても怖くて不安で心が消滅してしまいそうになってしまう
そして最後に行きつく場所は決まっている
『卒業トハ、ナンダロウ?』
去年の卒業生はあんなに優しくしてくれたけど
自分は後輩たちに優しく出来ていたのだろうか?
不安だ
誰かに恨まれていないか、誰かを傷つけていないか
怖い
恨まれている人に殺されないか、愛してくれる人はいるのか
でも、相手の気持ちは分からない
私は怖くて振り返れない
それでも私を皆が沢山の拍手で見送ってくれる
それはうわべだけでかもしれないと考えると寒気がして怖くなる
そんな私への救いの一言
『先輩!いつまでも忘れませんからね』
号泣しながら抱きついて言ってくれた一言
私でも、その言葉にこもった気持ちがすぐ分かる
『嗚呼、私は頼りにされてたんだ』
それが確信できただけで心が軽くなる
それが分かっただけで安心できる
そうだね。
私は自分に誇りを持って良いんだよね。
分かったよ、ありがとう。
これからは誇りを持って生きていくから
もう、安心できたから
最後に一言、私からのコトバあなた達に残していくよ。
『安心して卒業できたよ』って
この気持ちを私も忘れないようにするからどうか、この気持ちを受け継いで行ってほしい
本当に、本当に最後までありがとう
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