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水路
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作詞 horry |
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僕がいつ 水の中に飛び込んだか
未だにわからないけど
僕は今 泳いでいる
それは ちゃんとわかっているよ
周囲は祈るような目で 僕を見る
僕は全く気にならない
なぜなら 今僕は水の中で
手足を 一生懸命動かしているから
心臓の高鳴りが聞こえる
できるだけ 遠く 遠く
ただ ひたすらに泳ぐ
この前まで 僕が泳いできた水路が
まっすぐ 後ろに伸びている
周りのものが 気にならなくて
苦しいけど 呼吸を面倒臭がって
無我夢中で 泳いできた
なぜ 僕はあそこで
立ち止まらなかったのだろう?
呼吸を整えなかったのだろう?
周囲は僕に「もうやめよう」と言うが
そんなこと 僕の耳には入らない
苦しいとは分かっていても
結局 苦しいほうを選択するんだよ
もったいないと思うでしょう
でも あごを上げて 前を見るんだ
この 先を見通せない水路では
苦しさ無しで 泳ぐことはできない
僕だって 誰だってそうだよ
僕らがこれから泳ぐ水路は
果てしなく 前に伸びている
どんなことが起こるか わからない
わからないけど
その先には 光が満ち溢れた世界が広がっているはず
息苦しいけど 僕は信じている
信じているから この水路を 泳ぎ続ける
立ち止まらずに できるだけ遠く
進め
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