|
|
|
嘘から始まる
|
作詞 蝉音十 |
|
何処から本当で 何処までが嘘なのか
君の言葉から真実が聞き取れない
諦めれば良かった 壊して終われば良かった
それでも瞳に涙が溜まる
追いかけるだけで良かった 眼に映れば良かった
なのにとっさに手を掴み 見つめ合ってしまった
「ここから始まり」なんて他人事みたいに 笑ってしまえば楽かもな
お互い知りもしないで 口にするのはベタな言葉
望んでしまったがために 君を壊してしまった
「恋愛に壁あり」なんてカッコ良く 言い捨ててみれば楽かもな
全てが本当で 全てが嘘なのか
君の表情から何も読み取れない
プライド何てどうでも良かった 何もかも明かせば良かった
それでも言葉は隠れてる
乾いた言葉で言った「愛してる」
君に響いたとは思えない 遊びではないんだ でも本当がわからない
自分の裏が 感情隠して笑ってる
“オマエはアイツが好きなんだよ”
重なる度に 傷を負い 涙する
ただの自己満足なのかな 嘘ではないんだ でも傷は癒えない
月夜に向かって 呟いてみる
「これが俺です」って
何処から本当で 何処までが嘘なのか
君の言葉から真実が聞き取れない
諦めれば良かった 壊して終われば良かった
それでも瞳に涙が溜まる
|
|
|