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雪の中で
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作詞 蝉音十 |
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雪景色の中駆け出して
空を見上げて息をはく
まるで子供のようにはしゃいで
いきよいあまって転んで 笑い出す
二人で作った雪だるま
君のは頭は やけに小さいね
僕のほうが上手だから 君は僕に雪だまをぶつけた
その時の君は 満面の笑みで
僕は少しだけ 恥ずかしくなった
降り注ぐ雪 君の帽子は雪まみれ その雪を掃ってあげたら
また君は笑い出す
少し切なくなるねこの瞬間
君の純粋を見てしまったら
僕が大人になっているような気がするよ
いつもは大人になりたがってたはずなのに
この時ばかりはまだ子供で居たいと思っちゃうよ
吹雪のように冷たい心
溶かしてくれるのが君の笑顔さ
君は子供のままなら
僕は君を守る為に大人になるよ
はしゃぎ過ぎで疲れ その場に座り込む君
傍に寄って行って君の顔を覗き込む
すると君が寒い?と聞いてくるから
僕がうんと答えると
君が僕に抱きついた
少し羨ましくなるこの瞬間
君の無邪気を見てしまったら
僕が大人になっているような気がするよ
でもこの時ばかりは僕も子供になれている気がするよ
吹雪のように冷たい心
溶かしてくれるのが君の笑顔さ
君は子供のままなら
僕は君を守る為に大人になるよ
君が手に息をかけ寒そうにしていたから
僕は君の手を握った
すると君は下を向いて赤くなったね
この時だけ僕は君と同じ子供のままだ
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