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Cherry, cherry get the mind out
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作詞 有菜 |
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いま桜の木が揺れた
風に乗ったピンクの花びらが頭上を舞う
おはよう、そう呼びかけているようで、微笑みを誘った
陽が射す赤い自転車のそばで泣いていた昨日
隙間だらけの木漏れ日から見えた空は紅かった
小さな時計のようにきらめく水たまりを越えて、
雲を辿って、砂の山を飛んで
もしも鳥のように飛べたなら
桜の木の上でとまって
色とりどりの地面を眺めたい
この大きな空の向こう
何が飾られているのだろう
光のように落ちた、陽だまりの猫が輝く
遠くの街目指して、歩いて行こうと
決めたあの日、僕は何か変わった
その穴の向こうには何があるのだろう
小さな小さな石を拾った
いつか鳥になれたなら
この空から離れたくない
地面に着かずに暮らしていたい
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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