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或る魔法使いの手紙
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| 作詞 猫眼 |
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こうして手紙を送るのは 口じゃ上手く伝えられないから
どうしてもひとつだけ 伝えたいことがあるからです
知ってたかい今までずっと
週末は君のために晴れていたことを 雨降りじゃつまらないだろ？
好きなケーキがいつも売り切れていないのも 実は偶然じゃなかったんだ
でも 気づいていないだろ？
懐かしい絵本が見つかったとか ベランダの花が咲いたよとか
近道や猫や飛行機雲とか 思い出し笑いの理由を話すような
そんなささやかで温かい幸せに
君が笑ってる 包まれている 日々や 世界が
僕がいなくても最後まで続きますように
今僕がこうして書き残していく
雨にも滲まない魔法とありがとうを
君に贈ります
---追伸---
次に会う時は 僕はもう笑えませんが どうか一緒にいた時間を見失わないで
笑って愛して欲しいのです
どうか 君はお元気で
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