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麦藁帽子
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作詞 真織 |
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森の一本道を抜けて
自転車で走っていく
飛んで行きそうな帽子を
片手で抑えてペダルをこぐ
照りつける日差しは
それでもあたしを歓迎して
なんとなく伸ばした先に
あなたの顔が見える
続いている路(みち)に
空は晴れ渡って透き通る
あなたに逢えるような
気がして止まないの
吹き込んだ風背中で受けて
せかされるように進んだあの日
下り坂を一気に駆け下りる
長い髪を躍らせながら今日も
あなたのことを
夢見る
雲は自由に空を舞う
とらわれないようで
もう少し行けば見える
あの町並みが
止まった時間も日々も
取り戻すことはできないよ
あなたに逢っていない時も
そわそわしてたの
涼しい空気を身体で切りながら
急ぎすぎて転んだ帰り道も
もう昔のことのようで悲しい
スカートの裾揺らしながら今日も
あなたのことを
想うよ
たとえ道が分かれても
平気だよいつも
いつも同じ夢を見てるから
続いている路(みち)に
空は晴れ渡って透き通る
あなたに逢えるような
気がして止まないの
吹き込んだ風背中で受けて
せかされるように進んだあの日
下り坂を一気に駆け下りる
長い髪を躍らせながら今日も
あなたのことを
夢見る
逢えるよもうすぐ
麦藁帽子の夏に
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