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寡黙な朝食
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作詞 A-Bee |
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これといって食欲はないけど 惰性で愛を口に運ぶ
孤独も 疑いも 噛み砕けぬまま飲み込む
対面式のキッチンで君が切り刻んだやりきれない思いも
残さず 平らげ 「美味しかったよ」と言えればいいのに
何を思い 冷めたスープを啜る?
擦れる食器の声が 誰ともなく責めている
僕と出会うより以前から 君は君であるその道理
知っている お互いに だから口に出来ず 三角コーナーへ
でも もっと触れたい フォークを持つその手に
苦いコーヒーの味を 君から直に教えて
本当はもっと触れたい 洗い物なんかより先に
この場で伝えたい 君が食べ終わる前に
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