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風になる
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作詞 A-Bee |
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生かされてる分際で生意気に
己が何者かなどと惑う
またそんな 大袈裟に
わかっちゃいるが 白線の向こうに憧れる
明日は風になって 君の頬を撫でるよ それを払い除けて
そしたら闇になって 光の一切を閉ざすよ 独りで泣けるように
ごめんね ごめんね
いかさまで描かれた自画像は
僕以上に僕に似ていて
お粗末に飾られた
背景の大多数が妙にリアル
色の無い花になって 枯れるのをただ待つの それも美しいんじゃない?
一粒の雨もかつて 永遠を夢見たろう
まさか墜ちる一途で これで全てとは・・
今 僕の肩に降り注いだ
崇め祀る境界の先に何がある? とか
摩り替えといた本物が摩り替えられている
何かが足りない というより何もかもが足りない
穴だらけのぬけがらに
通り過ぎた 責めるような 風音がなる
きっと誰にだって 愛される才があるんだ それに生を託す
だからこそ虚しくって 見失うのが怖くて ならばいっそ
明日の風になって 君の髪を乱すよ それを嫌がっておくれ
そしたら君になって 光の一切を閉ざすよ 送り出すように
さよなら 愛しき さよなら・・
いかがわしき未遂の白昼夢
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