|
|
|
象の鼻
|
作詞 藤原洋次郎 |
|
象の鼻はどこまででも伸びるよ
林檎の木に息を吹いて落とすよ
僕はそれを見て見ぬ振りしてるよ
みんな僕を見て笑って去っていった
こんな日々に何を求めてみても
どうせすべて泡になって消えてく
かつて生きたはずの君も一人で
追っていって穴に堕ちて終わったんだ
こんな世界に
愛を求めたって
どうせそいつも
たいしたこと無いね
僕がひとつ望むことは
この命を最後にして欲しい
僕がいつも願うことは
その命のとっておきの幸せ
象の声が君の耳に焼きつく
降って融けた夏の雪に笑える
空がやっと僕のものになったよ
これで誰も涙こぼさずにすむでしょ
どんな時代の
道で転んだって
君の足には
ただ癒えない傷が
象の鼻は僕を乗せてどこまでも
|
|
|