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蒼と影
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作詞 DarkRuby |
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冷たい風が吹きつける冬の日 空を見上げてみた
腐った地面の遥か上には 美しく澄んだ蒼が広がっていた
翼を広げて この地を蹴り 大きく飛び立ち 何もない空へと…
僕に見えたものは儚き幻だった
仕方なく俯いて この腐った地上を歩く僕
この地に立つ夢遊病者達 醜きままに散るがよい
この蒼空とはかけ離れた地上の有様にふと そんな事を思ったりした
高層ビルの屋上で僕は 地上を見下ろしてた
影の中で蠢いているのは 青白い顔をしている人間たち
翼を伸ばして この地を蹴り 大気を切り裂き 濁った人々を…
僕に見えたものは虚しき幻だった
仕方なく空を見て 腐った地上に座りこむ僕
この澄んだ蒼き空のように 地上も変わればいいのに
この地上とはかけ離れた蒼空の美麗さにふと そんな事を思ったりした
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