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見覚えのある太陽の日差し
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作詞 ●Yulli● |
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道はまっすぐ続いてる
僕らはそこを歩く
君は愛するクレープを食べている
僕が少し食べようとすると
君は慌ててクレープを持つ手を高々と空へ伸ばす
そこへ指す太陽
僕はジェットコースターが苦手なことを隠してた
結局具合が悪くなった僕のため
君は靴ずれしたと嘆いていたその足で
ベンチを探すはめになった
見つけたときの君の嬉しそうな顔ったら
そんな世界で一番愛しい君が
世界で一番近かった君が
いなくなるなんて信じたくない
きっとこの光景は嘘だ
確かに病院のベットで眠る君を見ているのに
どうしても信じられない
僕の体はゴムのようだった
君はそんなに細く弱かっただろうか
そんなに弱々しく笑っていただろうか
なぜ僕は今
君の手を握っているだけなんだろうか
離れたくない
今離れたら
僕らは本当に終わりだ
そんな気がするんだ
振り返ったとき
君が死人のように草の上に倒れていた
そう君が僕の目の前で初めて倒れた その時より
今度こそ終わりだ
永遠にだ
ひどく怖いんだ
まだ
君を失う想像すらできないのに
この現実はなんだ?
最後まで弱くてごめん
なぜ僕は今
君の手を握っているだけなんだろうか
愛してる
太陽みたいじゃなかったけれど
君はそうやって笑った
愛してる
愛してる
愛してる
だからいかないで
夏
見覚えのある日差し
君はどこかへ連れて行かれてしまった
真っ直ぐ続くこの道
あの遊園地
鮮やかな君の笑顔
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