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恋と呼ばないならば
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作詞 ●Yulli● |
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制服のスカートを四回織り込んでみせた
勉強は先生じゃなくていつもあなたにきいた
桜の下 自転車であなたがあたしに手を振れば腰が抜けた
バレンタインデーにチョコをあげても腰が抜けた
あたしは
あなたの実態のない何かを好きだった
それでもあたしは
その実態のないなにかにすがってここまで想い続けた
だめになってしまっても
これは恋だったのだ
あたしは誰を好きだったのだろう?
あたしはあなたの何を知っていたのだろう?
あなたの頭の中はどうなっていたのだろう?
あなたの見る景色はあたしと同じだったのだろうか?
それでもこれは恋だった
あたしは一生懸命だった
目が覚めてしまっても
あなたの実態のない何かが消えてしまっても
さみしくってふるえているこの心は消えてしまわない
あれを恋と呼ばないならば、いったい何と呼ぼうか
人はあんがい
実態のない何かに動かされ、恋する節があるのだ
それでもそれが恋なのだ
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