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生きているということ
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作詞 ●Yulli● |
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初めてこの血潮の温度を感じた
あなたはあなたの好きな海辺に座り
月を見上げて言うの
「また明日が来る」
それがどんなに素晴らしいことで
どんなに不思議なことなのか
知らずにあたしはあなたの隣でその言葉を毎度きいていた
地球はあたしたちをのせ
地球はあたしたちの記憶のみをのせ
ひとり変わらずに海へ消えて海から上り
明日を連れてくる
あたし達が過去になっても
地球はそこにいる
過去のせたまま未来を連れてくる
だからあなたの記憶がずっと
あたしの胸から離れてくれないの
地球よ
彼をどこへ連れていってしまったの
彼が真っ直ぐに見つめたように
あたしも海の果てを真っ直ぐみつめよう
昔はあたしの髪もあなたの髪も風にゆられ
あたしたちは隣り合って座っていた
あなたはそこにいた
あなたが今ここにいたら
どんなに明日が素晴らしかっただろう
涙を流してもそれは海に消え
無駄になってしまうよ
あなたがあたしに気付かせた
あたしにも血が通っていることを
だから涙が止まらないの
この白い服はあなたがくれた
「また明日が来る・・」
あなたの記憶をのせたまま
だからあたしはまた過去に帰る
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