|
|
|
不意に溢れるあなたの記憶
|
作詞 ●Yulli● |
|
町並みは変わってゆくのに
そこに立つ貴方の記憶と
それを見つめるあたしの姿は変わらないまま
胸に空いた穴はいったいどんな形なんだろう
なにをしていても吸い込んでいってしまう
ブラックホール あの時の2人を忘れられない
知ってるよ
別れる前にあたしから貴方におくったから
貴方も今あたしに送るのでしょう
ハッピーバースデー
解ってる
なのに震えるほど嬉しかった
12時になるその時まで
貴方の心はあたしでいっぱいだろうから
夜に歩くこの道 貴方と歩いたこの道
ひやりと冷たい風も 沈黙を守る空気も
去年となんら変わっていない
あたしの横で自転車ひいて
くしゃっと笑う貴方が 懐かしくて
懐かしくて
ここを一緒に歩けるのは貴方だけ
つぶやいた願いが空に高く上り
誰に知られることのないまま消えてゆく
「今ここにいて」
気付いたら口から溢れた 貴方の名前
解ってる
貴方の腕に今
誰かとお揃いのブレスレットがあること
あたしたちが友だちに戻る日はないだろう
あなたを友だちとして見る日は二度とこないだろう
きっといつまでも気まずいままだろう
そうしてお互いを大事に想っているのだろう
忘れることなど一生無いのだろう
いつまでもそんな2人でありたい
だからこれからも
あたしはずっとずっと
貴方に送り続けるでしょう
ハッピーバースデー・・
不意に溢れた貴方の名前
|
|
|