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おいていかないで ついていくから
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作詞 ●Yulli● |
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冬がもうすぐ終わり
春が来て そして
花びらが青々しい葉になっても
あなたはあたしの側にいるのかな
あたしのものより
少し長いその腕が
この髪を撫で この胸を捕らえ この手を繋ぐ
日を浴び輝く あなたの全てが
この目に焼きついた
何も知らなかったあたしは
空をも翔られると思っていたのだろう
もし今あなたがこの青のなか飛んでいっても
なにひとつ驚かず 恐れず
追いかけていたのだろう
胸に一点の雲なく
あなたをただ思っていた
あたしなんかを愛していてくれてありがとう
ひとり寂しい夜にはあなたがくれたもの勝手に溢れてくるの
愛される感覚 眼が合う瞬間 想い合う幸せ
ぜんぶあなたがくれた
あなたのそんな癖すらあたしの一部になってしまったから
今それを失うのが怖くなったりするのかな
いとおしくてたまらないの
空なんて飛んでゆけないことを知ってしまった
代わりにたったひとつの愛を知った
それに溺れたあたしは
今あなたがあたしの前少し先を歩くことさえすごく怖い
ついていくから 置いていかないで
空が曇ったわけじゃない
ただその広さを知っただけ
たったひとつ
あなたを知ったから
あたしは愛を知り
切なさを知り
失う恐怖も知ったんだ
無知でいたかったわけではないよ
もっとあなたが知りたい
傷ついても良い
この空の下に一緒に生きていこう
雨が降り
雲もかかる
雪の冷たい風もある
でもその空を一緒に飛んでいきたいの
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