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君がどこか遠くて言ってしまうんだ
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作詞 ●Yulli● |
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お別れの涙 なんて
本当は全然解っていなかった
どこかのラブストーリーの中だけ
全然解っていなかったの
君は大声で泣き叫ぶことなく
瞳にうっすら涙をはって
小さく顔をそらしただけだった
ぎゅっと抱き締めることさえ
君はしてくれなくて どうにもできなくて
そっとあたしの指先を握ったね
「悲しい」とは
言い切れない想い
溢れだすことのできない涙のこと
君はあたしの知らない遠くに行ってしまうの?
さよなら
さよなら
胸はこんなに壊れそうなのに
さよなら
さよなら
何を言えばいいのか解らなかった
よれた写真があたしの記憶の欠片
忘れることが怖いから
こうして君を見ていればいい
いくらだって過ごせる
飽きるまでずっと
飽きる日なんて来ないけど
あの日 優しい太陽の下
自分の居場所こそ君のそばだと思った
君は果ての無いほど遠くに消え去ってしまう
時の流れさえ止めて 「行かないで 置いていかないで」
さよなら
さよなら
切ないってこういうこと
さよなら
さよなら
うまく表現する日なんて来ないだろう
さよなら
胸はこんなに壊れそうなのに
結局何を言えば
今 永遠に離れる君と
あたしの気持ちを満たせるのか
解らなかった
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