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なんにもきかないよ
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作詞 ●Yulli● |
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するりと抜けた
あたしと繋いでいた
白い手首
あなたいつも早足で
振り返ることを知らない
風になびく茶色髪
いつになく早足で
もう一度その長い指先を求めた
いちばんに愛されたいと願ったのは
きっとあなただったのに
結局はあたしのそれを
あなたははねつけるように歩く
なのに愛してるとあたしに言うのはどうしてなの
過去あなたに何があったのか
知らないから
こうして一緒にいるんだと
そう言われた日があったのを
思い出した
甘く微笑む細い瞳
転んだとき差しだしてくれる手があるというのは
こんなにも幸せなことだ
あんなに愛されたいと願ったのは
あなただったのに
結局あなたはそれを得られなかったのか
だったらばあたしを受け取ればいいのに
はねつけてキスばかりくれるね
疲れた背中
なびく茶色髪
あたしはいつもあなたの後ろ
もう慣れたから
そのままもう一度あなたの手を取ろう
臆病になったうさぎが
何度逃げても負けない位
あたしは強くなる
いちばんに愛されたいと
あなたは願っているはずだから
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