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あたしの心はあなたのことだけ
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作詞 ●Yulli● |
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足もがくがくで
体は固まって
目にたまった涙が井戸のように
どうしてあたしは
あんなにあんなにあなたが好きなのに
動けないままだったのだろうか
始まったのは冬
寒々しい夜空の下
手を繋いで見た
イルミネーション
初めてキスをしたの
夜も眠れないくらいよ
嬉しくて
あなたの動く一瞬を
全て心の写真におさめてしまいたい
走ってゆくから
せめてあなたを待たせぬように
抱きつくから
その手でぎゅっとぎゅっと抱き締めて
そのままぐるぐるに回されても良い
常識の規準はすべてあなたになったから
その笑顔が枯れぬように
あなたが悲しい顔になったら
唇を奪おう
黒い服を着たのは初めてで
それはあなたが黒が嫌いだから
なのにあなたの前に立ってごめんね
花を添えたら帰るから
こんどは昔のような服で来るから
あなたの欠片は海へ投げてあげる
あたしの涙もそこへ落ちてゆく
言いたいことがあるのに
上手く言えなくて泣いてるようよ
溢れ海に変わるほどの愛と涙を
ねぇどうやってあなたは知るのだろう
あの一瞬までは知らなかった
あなたはいつまでもここにいるのだと
信じ疑わず結局なにもできなかったのはあたし
時が経っても
あたしの心はあなたのことだけ
心のなかで
すべてあなたを見ていられたら
まだ思い出とは言えないほどに
あたしの涙は井戸のよう
時が経っても
あたしの心はあなたのことだけ
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