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巡汚連毒
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作詞 1円ハーフ |
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狭い僕の胸の中で
出口を奪い合う薄汚れた幼い言葉たち
吐き出したら消えてくれるだろうか
飲み込んだ毒をアナタに吐き掛ける
だって僕が腐っちゃうだろ
若すぎたと笑えばソレまででも
老いるまでは気付かないもの
こびりついた虚勢をはがせるのは周りが敵だらけになってから
僕はいつになればアナタと話ができるの
王者になりたいくせに努力が嫌いで
自分の世話もろくにできない丸太人形
勇者でいたいくせに酷く臆病な
村人を見下す悪役Aサン
嘯いてばかりで自分自身に唆される
いざ行き所が無くなれば
ああ無情と憂いてみせる業とらしく
僕が見上げた空にある太陽は酷くくすんで見えたよ
君の空にある太陽は何色ですか
グリーンだったら、面白いのに
僕は何時になればこの世に色を付けられるの
作詞家気取りで思いを書き付けても
言葉を知らない赤子の世界はこんなにも小さい
評論化気取りで周りを見下しても
誰々と同じ事は素人には真似もできない
切り張りした地図一箇所逆で役立たず
ああ無様と恥じてみせる業とらしく
受け入れられない事を下らないと認めなかった
見えないものを見ようとした目は今は闇も見えない
初めてアナタの話を聞こうとしたのに
耳の使い方を忘れた
縋る思いで差し出した手は何にも触れずに空を切った
遅すぎたもう何も無い
自分だけは大丈夫だと思っていた
過信だと気付いたのは思い上がりだと思い知らされてから
僕が無碍にしてきたものすべてが僕に襲い掛かる
助けを求めても遅すぎた
誰も僕を哀れまないまるで炉端の石を見るような目
ぶら下がっていたアナタの手を掴んだ僕の手から血
君の手は棘だらけで冷たい
誰がこんな事許せない
どうしてくれるコレじゃ僕が助からない
誰が誰が
ダレガダレガ
僕がそうなる番が来ても
僕は自分の所為だとは思おうとはしない
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