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くちびる切れた
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作詞 友場 洋 |
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子供が泣いた
親が怒った
よくあることだが
真意はどこだ
灯りをつけた
明るくなった
明るくなったが
暗さも増した
微笑む顔の 瞳の奥の
微かにくすんだあの子の本音
お腹がすいた
ご飯を食べた
満足できたが
心は晴れぬ
三日月を見た
枝に隠れた
見えなくなったが
そこにあるんだ
歌が聞こえた
風音だった
風音だったが
リズムに乗れた
涙のあとの 瞳の奥の
微かにかがやくあの子の強さ
大声出した
くちびる切れた
痛み感じたが
心は晴れた
大声出した
くちびる切れた
いつしか雲間に
光がさした
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