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未曾有
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作詞 カガミ |
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もう、さくらの季節なんですね
私がしばらく眠っている間に時は過ぎて
何処かで詠んでいる貴方へ
これから最期の手紙を送ります
それまでしゃんと待っていてくださいね
「拝啓、貴方様 願わくばもう一度そのお手に触れたかった
貴方と過ごした月日は本当にあっという間でした
夏には燃え盛る太陽を避けるため避暑に
秋には紅葉を拝見するために山へ
冬には皆を囲んでかるたをとって
いつも私を隣においてくださった
はじめての手紙で口下手な私が
はじめて貴方への想いを綴ります
貴方と居られた日々は私にとって大切な宝物です」
もう、さくらの季節なんですね
私がしばらく眠っている間に時は過ぎて
すれ違ってしまった貴方へ
これから最期の手紙が届くように
想いだけでも伝わるように
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