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作詞 カガミ |
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喉が軋んで 酸素を欲しがる
好んで吸い込み 吐き出したくせに
親指ひとつで 落とした奈落の底で
気持ちがいい程 溶けた音がした
この苦味はなんだろう?
時間が経ちすぎたんだろう
とてもこのままじゃ
飲めやしないほどの味
でもこの安心はなんだろう?
味わった事がないほどの
一時の安堵が
心に広がっていくよ
ずっとこうして居られない事など
世界中のみんなが知っている
そんな空虚が肩を叩くまでは
まだこんな夢に溺れていたい
濃度が嵩んで 月が霞んでる
星に願いを なんてロマンチックを
そんな頃もあっただろう
今じゃ明日の事よりも
癒される今日の方が
何倍も輝いて見えて
けどこの感情はなんだろう?
種類の違う鳥が
同じ籠に
入れられたみたいだ
ずっとこのまま明日が来なければ
なんて無意味な事考えるんだろう?
こんな自分に愛想尽きる前に
しなきゃいけない事があるはずなのに
時間は待ってはくれない
今の大切さ
「今が大切さ」
自分が一番解っている
例えば今あるどんな可能性も大切にしたい
でも可能性X=0.00000000…001なんて結局は
X=0なんだ
賭けてみたいのは解る気がする
でも何もかもを失くして0に向かうなんて
果たして意味のある解なのだろうか…
側に居て
今は100に見えたとして
本当に自分にだけ100になる日など
果たして来るのだろうが
ずっとこうして居られない事など
世界中のみんなが知っている
そんな空虚が肩を叩くまで
まだこんな夢に溺れていたい
ずっとこのまま明日が来なければ
なんて無意味な事考えるんだろう?
こんな自分に愛想尽きる前に
しなきゃいけない事があるはずなのに
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