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証
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作詞 shin |
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小さな箱の中で くだらない世界を生甲斐にして
たまらなく僕は震えて生きている
崩れ散る髪の毛の中で蟻さんが溶け出した
見るからに不器用そうな母親の顔
100年経っても届かない物
煩わしそうに腕を後ろに巻いて
聞えない寂び付いた悲鳴で鳴く
もう壊れる事もないのだろう
そう囁く前に 後ろから刺されて
空白の宇宙 僕のあとほんの少しの未来は
白くぼやけている
旅人が僕に尋ねるの
「私は帰ってこれますか」
千回腕を切った肌を引掻いて
聞き返す 素晴らしい僕
「あと何回切ったらすばらしいのか」
遠のく星空の隅で俯く月をみて
僕は戻しそうになった
もう壊れる事もないのだろう
そう囁く前に 後ろから抱き寄せられる
空白の宇宙 僕のあとほんの少しの未来は
白くぼやけている
空白の宇宙 僕のあとほんの少しの未来は
白くぼやけている
空白の宇宙 僕のあとほんの少しの未来じゃ
救えない
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