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淡ぐ夜
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作詞 shin |
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黒く焼け焦げ
握り潰した 風景
振り返り 忘れる
よみがえり 倒れる
取り残された闇
生まれ急いだ闇
朱く変わっていかぬ様に
間違いない それは
間違いない それは
頬に流れる波だ
頬に流れる波だ
まだ 誰も開いたことのない贄箱
彼も届き止み始めた
「誰か」という美しい詞を遣って
淡い点滅の夜が 美しく輝き始める 青褪めて ああ
なんて卑怯な詞
間違いない それは
間違いない それは
瞳に映る まっくら
瞳に映る まっくら
振り返り 汗は掻き始める
首はひとりを感じ始める
朱く変わっていかぬ様に
間違いない それは
間違いない それは
頬に流れる波だ
頬に流れる波だ
瞳に映る まっくら
瞳に映る まっくら
頬に流れる波だ
頬に流れる波だ
望まぬ夜 彼の口元から 許される
ああ
なんて卑怯な詞
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