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梅散り桜咲き
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| 作詞 空菜 咲雫 |
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梅の花を皆求めて
探す時代がいつかあった
それがだんだん消え失せて
桜に飲み込まれた
もう嫉妬しか浮かばないよ
皆桜を待っている
梅が咲いているのに
皆は桜にしか興味がない
じゃあ梅はどうなるの？
梅は美しいのに
梅は実を付ける
桜も実を付ける
梅の実が踏みつぶされて
桜の実だけが皆に食べられて
さくらんぼは美味しいって
梅干は美味しくないの？
もう梅は散ってしまう
桜が満開になって皆喜ぶ
皆桜が美しいと思ってしまう
それでいいのかな
梅は皆の記憶からいなくなる
梅の花びらが散って
梅が苦しそうな顔をすると
桜は誇らしげな顔をする
憎たらしいんだ
街角で散る梅に
皆興味がない
隣の家の桜の芽だけに
皆眼を向けて桜も皆も喜ぶ
梅は涙を流しているのに
誰も気づかないんだよ
さようなら大好きな梅
もう桜の出番が来てしまう
本当は皆梅の事好きだったよ
皆二人にはね
友達になって欲しいって思ってるよ
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