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Entry Number Six
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作詞 螺旋兎3 |
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ギスギスと傷が痛む ガラガラと空っ風が吹く
ドラドラと太陽が燃える ゼアゼアと息が止まる
鋭い言葉は僕の奥にある殺伐とした心を切り裂く
欲望と一緒に流れ出す 明らかな汚さが僕を支配する
快楽で誤魔化した醜さを飲み込む
この感情は嘘だから あの言葉も嘘だから
憧れた光はもう何処にも無いんだ
殻の中で産まれた孤独を抱きしめただけ
綺麗を探さないでよ 透き通る肌は偽りで
凍えそうな心を暖めたりはしない
幸いな物語を僕にくれたりはしない
ミラミラと花が舞う バトバトと石ころ転がる
ボラボラと惑星が流れる 不思議と涙が流れる
麓蕃痲の使者 潜り抜けた夜に
幾億の憤りは やがて世界を呆れさせ
何かを求めたり 何かを受け止めたり
儚すぎる現実で疑わないで生きる意味を
散々 探したけど挙句の果て
僕はキミから逃げることになったんだ
何でキミは笑ってられたのだろう
救われない魂の果てに 必死に笑ったのだろう?
圧倒的な現実感に押し潰されて
泣きながら笑い狂った 感じられる言葉も全て罵倒に聞こえて
見失った それ自体が恐怖に変わって 「怖い 怖い」と
最初の威勢もどこへやら 逃げ失せた存在。
アァ゛ア ァァ゛
ア゛アァ――
世界なんてこんなものさ
思ったより呆気ない キミだって知ってるだろ
廃た惑星なら 思い描く希望も腐って見える
毎日 吐き気が止まらない
自由に懲り過ぎる僕たちでは
誰も救うことなんて出来ないよ。
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