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ひだまりの詩
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作詞 螺旋兎3 |
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何億という奇跡の放浪者
数え切れないまま蘇る光に触れる
嘘みたいに温かくて
それだけで僕は変われる気がした
苦痛の中にいても汚されないように生きて
聴こえてくる希望の唄を待って
僕の名を誰かが呼ぶのを期待しても
何もないまま過ぎてく日々に
空白だけが残って 躊躇がまた僕を弱くする
銀河系の遥か彼方には
僕の望んだ世界があって
白濁色の中心で輝く
現実味の帯びない生活に
憧れていたのだろうか
幾億という軌跡の足跡を
僕は辿れないまま漂う日溜りに触れる
嘘みたいに温かくて
それだけで自然と涙は溢れていた
幸福で満ち溢れても優しくなんて出来なくて
別れを告げた子供の僕 本当は
さらに幼い自分と決別したかっただけ
何時も罪深き過去に苛まれ
憎悪だけが鬱って 天秤がまた醜く晒す
僕にしか出来ない事を考えても
何も見当たらなくて 挙句の果てに
呼吸を止めたり 嘘と仮定したり
大嫌いな世界を消してみせたり
人込みに紛れれば紛れるほどに
孤独は僕を包み 1人でいたほうが楽だと
泣かないで済むのだと 生きてる気しない
嘘の笑顔を浮かべて 大嫌いな場所に
厳重な鍵を掛ければ 欠けた脳内思考
期待外れな夢を抱いて
頑張ったふりして
後悔はないと言ってみても
そんなわけないだろう
憧れは戸惑いになり
困惑しては転びそうで
見てらんない
窓を開けて 歌声が聴こえてからで良いから
凍った心は少しずつ溶けるはずさ
満たされた眩しさで 徐々に動き出す
別に迷う必要は無いんだよ
キミはただ道に沿って歩き出せばいいんだ
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