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豆雛様
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作詞 G-604 |
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帰り道に寄ったスーパー
今日は2月の25日
一足早いおひなさまが
そこにいました
大きいのはいなかったけど
小さな豆雛さま
二人寄り添った
小さな豆雛様が
僕を引き寄せました
二人の世界
時々人間に覗き込まれるけど
基本的には二人の世界
ちょっといいなと
思いました
「他に誰もいらないよ」
「家来も牛車もいらないよ」
「これからも二人の世界
守っていくよ」と
丸いからだが
言ってるように
思いました。
嗚呼
僕にもそんな人が
居ればいいなと
ふと思いました
そして脳裏を横切ったのは
クラスの気になるあの子でした
僕の傍でずっと笑ってて
絶対泣かせはしないから
僕の傍にずっといて欲しいな
ささやかな幸せが
そこにあるならば
きみがいるならば
他に誰も要らないよ
(友達は欲しいけど)
他に何にも要らないよ
(自転車で我慢する)
そういって告ったら
君はなんていうかな
クラスの気になるあの子の笑顔
思い出しつつ苦笑した
そんな豆雛発見日
今日は一足早い25日
最後に一つ
桃の花は君に似合うと
思ったんだ
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