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ホタル
作詞 マスターラフィン
あともう少ししたら この灯りも消えて
辺りは一面の静かな真夜中
ひらり羽織った上着の
裾が少しはためいて
僕らは生ぬるい風に季節を覚えた

夜が重さをもって 背中にのしかかって
僕らは蕾を閉じたひとつなぎの花びら
サンダルつっかけた足には
土が少しかかって
その部分だけがやけに冷たく感じた

つぶやく言葉も無くなって
握ったこぶしが固さをまして
小さな光が照らした
草の色をただ見ていた

あともう少ししたら この闇夜も消えて
蒼い色をした空気が降りてくる
別にどちらとも無く
光に背を向けて
僕らはもと来た道をたどり始めた

じょじょに静けさが無くなって
見上げた空が色を変えて
さっきまで聞こえなかった
セミの声をただ聞いてた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ホタル
公開日 2009/08/08
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 夏の夜の山の感じ
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