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天邪鬼
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作詞 燵夜 |
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笑顔の耐えない日々は
ずっと続くと思っていた
頬に触れる手の温もりは
本物なんだと実感した
普通に話しているだけなのに
普通に過ごしているだけなのに
貴方といるだけで
些細な事までが幸せに思えた
笑った笑顔も
不安げに流した涙も
怒った顔も
私に囁く甘い囁きも
貴方の全てに私は満たされていたの
「僕の傍からはなれないでね」
離れられるわけないじゃない
こんなにも貴方が大好きです
捻くれ者の私でよければ
一生傍に居るからね
「ごめんね」と「さようなら」
わけが分からず泣きじゃくる私
今までは幸せだったじゃない
あの言葉は嘘だったの?
大きな声で叫んでみたんだ
「大嫌いだよ」と
嘘よ・・・待って・・・
待ってはくれない
時は進んでいくんだね
「大好き」この言葉と裏腹に
「大嫌い」と言ってしまうの
だって悔しいじゃない私だけが
好きだなんて
最後に見た貴方の横顔
涙が頬を伝っていくのを
黙って見てた
何度も言う「ごめんね」と
聞きこえないふりをして
耳を塞ぐ両手に力を込めた
抱きしめられた腕はとても
震え弱く泣いていた
どうしようもない私は
「死んでしまえ」と
天邪鬼な台詞を口にした
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