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旅人のウタ
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作詞 斑鳩 トーコ |
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人込みの中で ふと感じる違和感
社会のレールを踏み外し 夢の底に堕ちる
大事な言葉が見つけられなくて
鞄一つ抱え 窮屈な日々から飛び出した
二十四時間 休む暇無く"答え"を探し続けても
何も無くて 何時も無駄足ばかり
だけど それも力に変えて
僕は旅人
誰もが生まれた瞬間から 白い地図を広げ進む
たとえ 消せない思い出が後ろ髪を引いても
何時かの空を目指す
機械のように 賢くなんて生きられない
どんなに格好悪くたって 自分の意思で歩きたいんだ
勿論 良い事ばかりは起こらないけれど
泣きたい時は 星の海を見上げて深呼吸
傷付くことを恐れたくない 躊躇うだけの日々は捨てて
大事なものは 何時も見えない
だけど それを確かめたいから
僕は旅人
ビルの屋上から 白い翼を広げ羽ばたく
たとえ 消えない傷跡が悲鳴を上げ疼いても
高鳴る鼓動止められない
セピア色の景色
沈んでいく太陽
君が微笑んで 僕はぐしゃぐしゃの顔で笑う
僕等は旅人
アスファルトの路を 二人で地図を広げ進む
歩いた軌跡に記章を刻んで
胸を張り明日を目指す
僕等は旅人
緑の無い街を越えて 新しい場所を目指す
古ぼけたアルバムに思い出を貼り付け
あの日の空を目指す
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