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Sadistic
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作詞 さえこ |
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永遠とは目を離せば1秒で無くなってしまう
終わりなきものは短きものの間違いでしかない
一片の花の香りが鼻をくすぐるその一瞬で
消えてしまう モノ
戻れない あの頃の場所に
癒えない あの時の傷跡が
乾かない 身体を濡らした水は
今も膝下で止まったまま―
解き放って 解き放って
あなたという生温い牢屋の中へ
私の口を 押さえつけて
一言も喋れないくらいに 強く
私をあなた色に染め上げて 丁寧に優しく美しく
この私を この私を あなたの玩具にして
夢とはあなたが笑っていたあの時の記憶
あなたの汚れた薔薇色を纏ってキスをして
たった一つあなたの笑顔に触れたいだけで
消えてしまう ワタシ
帰らない あの頃のあなたが
消えない あの時の痛みが
無くならない 胸につけられた痣は
今も青く刻まれたまま―
突き放して 突き放して
このまま暗闇へ私を落とせばいい
私の首を締め付けて
呼吸さえも出来ないくらいに 強く
私をあなたの傍において 胸に頭に焼きつけて
この私を この私を 極寒の地獄まで
私の下から どうか居なくならないで
私を縛って 赤い糸であなたの指で
私が身動き取れないくらいに
強く 強く 蝶結びをして
唇に紅い ルージュを塗りたぐって
白い素肌を なぞるように触って
私をあなた色に染め上げて
紅い 紅い 汚れた薔薇色で―
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