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痣
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作詞 さえこ |
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大切なことをいつもあなたは隠してしまう
夢の中で貴方はいつも
二人きりの時に限って貴方は黙る
不規則な呼吸が聞こえる
どうしてだろう こんな気持ちは真実
悲しいのだろう 貴方がこんなにも遠い
信じるしかない こんな気持ちの私
貴方を 捨ててしまえない
語らざる月夜の闇の中
消えていく貴方の背中
連れていく私の心ごと全て
私から遠ざかっていく 貴方は居ない
信じていると貴方は消えてしまう
心の中で貴方はいつも
一人きりでも貴方は大丈夫だと言う
私はもう要らないらしい
どうしてだろう こんな痛みを抱えて
寂しいのだろう 孤独が心を締め付ける
守って欲しいのは こんな気持ちの私
貴方に 抱いていて欲しい
曝け出す鏡に映る顔
消えていく貴方の腕の跡
浚っていく私の指輪ごと全て
私の何もかもを奪っていく 貴方は居ない
干乾びた私の喉 使いものにならない私の体
狂い出す時計の針は もう 止められない
朱く染まる私の唇を奪って消えた
男の後姿見送った眼の 痛みは癒えぬまま
頬を伝っていく朱い涙
語らざる月夜の闇の中
消えていく貴方の背中
連れていく私の心ごと全て
私から遠ざかっていく 貴方は何処?
曝け出す鏡に映る顔
消えていく貴方の腕の跡
浚っていく私の指輪ごと全て
私の何もかもを奪っていく 私は居ない
疲れ果てた私に迫りくる痛み 首筋から広がってゆく
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