|
 |
|
火曜日
|
| 作詞 さえこ |
|
いつも近道ばかりしていた私だけど
あなたと会ってから変わったみたい
いつもあなたの家の前 通る道を行く
遠回りだけどそれが嬉しい
窓から見える 貴方の部屋の涼しげな水色のカーテンが
風に揺れている ただそれだけなんだけど
幸せで 貴方がこんなにも近い ゆらり揺れる
心に合わせてカーテンが踊る
叫んでみた 貴方の名前大きな声で叫んでみた
貴方がひょっこり現れるそんな気がしたのに
貴方は今何処に居るの？
届きそうで届かない私の声 貴方は今何処で何してるの？
今日は火曜日か 貴方はもう居なかったね
いつも泣いてばかりだった私だけど
貴方と会ってから変わったみたい
泣いてばかりが笑ってばかり 不思議じゃないよ
貴方と居るといつも楽しいんだ
雲の狭間から 差しこむ太陽の日差しなんかよりも
貴方の腕の中 一番あったかい事知ってから
幸せが すぐ傍に在る事に 初めて気づいた
自然と笑う二人がそこに居た
抱きついた 貴方の白いシャツの香りが鼻をくすぐる
貴方はそんな私を優しく包み込んでくれたね
貴方は何処に行ってしまったの？
触れそうで触れない貴方の体 貴方は今何処で何してるの？
今日は火曜日か 貴方はもう居なかったね
過ぎていく 貴方との時間の中をゆっくりと歩いていく
貴方が優しい言葉で涙を拭った最後の日も
貴方は何処に行きたかったの？
会えそうで会えない遠い場所 貴方は今元気で居ますか？
今日は火曜日ね 貴方に会いたいよ
せめて声だけでも聞かせてよ
|
|
|
