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私という人間
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作詞 さえこ |
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あの頃から変わってしまったわね私
幼かった私の小さくて綺麗な姿は戻らない
細くて狭い背中には 小さな傷だけが増えていく
いつの日か背負いこんだ大きな荷物は
私には負担だったわ あの時のあの場所に捨ててくれば良かったわね
可哀想ね私は
誰一人として助けてくれる人が居ないと知ってても
生きていくのね 孤独の中で
誰か助けて 叫ぶ声は 届いたとしても
誰一人として振り向いてはくれなくて 手を差し伸べてはくれなくて
泣きたいよ今大きな声で
私は誰の何の為に生まれてきたの?教えて欲しい
笑えないよ今の私じゃ 醜いでしょ
自分で自分を痛めつける事で 私は生きているのよ
ねえ醜いでしょう
あの頃に失くした一筋の光は
私の中に今も残っているけど こんな体は
今誰に見せられるでしょうか? 見せられないわ
穢れているもの 使い物にもならないもの
可哀想ね私は
誰一人として助けてくれる人が居ないと知ってても
生きていくのね 孤独の中で
誰か助けて 叫ぶ声は 届いたとしても
誰一人として振り向いてはくれなくて 手を差し伸べてはくれなくて
戻りたいよ今この場所から
私がまだ笑えていた安らげる場所 帰りたいよ
だけど戻れないよ今の私じゃ 醜いから
自分で自分を慰める事で 私は生きているから
ねえ醜いでしょう
化粧をして化けても外へは出られない
鏡に映るあの子は誰でしょう?
この体は在るべき場所にあるのでしょう?
私はただひたすら醜いでしょう
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