|
|
|
おさなごころ
|
作詞 アンナトラ |
|
軽やかに風を蹴る
サンダルの音が
かさこそ...って
枯葉を踏む足音に変わる頃
通い慣れた公園の
大きな木の下で耳を澄ますと
どんぐりの落ちる音が
あちこちから聞こえる
夢中になって拾ったのは
両手いっぱいのどんぐりと...おさなごころ
空が茜いろに輝きはじめるとき
時に過去とつながる曖昧な空間を
創りだす
あたしは思い出す。
隠れ家にしてた
小さな森の奥で
息をひそめてかくれんぼしてたあの頃
誰にも見つからないで
まだ 子供のままのあたしが
居るような気がして
夏の間じゅう
蔽い茂った緑に隠されてた
森へ続く入り口を
今日は探しに歩いてみよう
|
|
|