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自殺病
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作詞 oreneko |
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日常の賛歌に素晴らしい歌声
誰にも真似出来ないオンリーワンを胸に
一生の勘違いとデタラメな嘘吐き
去るべき時を知らずまた迷いだす子羊
ほらまた僕が倒れる音がする
その感覚はいつだって 僕じゃ気付けないんだ
生きてるって感じたんだけど 急激に視界が消えてった
くだらない世界から 僕が消えてバイバイ
一瞬でザラになったけど 大事な時は戻んねぇや
諦めが早いのが 僕の長所なんでねぇ
承知の事実に追い打ちかける声
とうとう君さえも遠ざかったみたい
そんなに怯えるなよ って誰に言ってんの?
僕は僕のこと 嫌いなくせして
ほらまた君が刺される音がする
その痛みを抱き締めて もっと壊してよ
本当のことは知らないさ 信じられるモノもないからね
疑う理由など 多すぎるぐらいで
存在が消えてゆくけれど それにはもう抵抗しない
楽に死ねるような 方法じゃないけど
「ただいま落下中の身の僕から 実況生中継です
もうちょっとで地面です 怖いねぇ
ぶつかったらグチャグチャです
そんな脆さなんかみんな持ってるはずなのに
僕だけ空を飛ぶのに失敗したみたい ああそろそろ終わりの時間です
最後の最後まで理不尽な人生でした さようなら」
生きてるって感じたんだけど 急激に視界が消えてった
くだらない世界から 僕が消えてバイバイ
一瞬でザラになったけど 大事な時は戻んねぇや
諦めが早いのが 僕の長所だって言って
本当は生きてたいだろう 死ぬなんて望んでないだろう
誰だってそうなんだ 最初は同じ
その体に命を受けて 止まらない鳴き声をあげて
こんな結末は予想さえしてないはずなんだよ
簡単に命を投げ出すバカと
簡単に命を奪ってくバカの
そのどっちにも
僕はなりたくなんかない
だから苦し紛れに生きるしかないんだよ
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