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ユウキ
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作詞 oreneko |
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聞こえない声で呼びかけてみても
届くはずもないから
胸の奥に君が隠したその涙は
誰に気付いてほしいものなのかな
嘘を吐きながら 私は逃げていた
待っているだけじゃ幸せなんて来ないのに
分かってることなんだけど 言い訳ばかり並べて
自分だけ孤独なら それでいいと胸を張った
「迷惑をかけるから」って君は言ったけど
君が一人で泣いてる事の方がよほど辛くて
考えれば考えるほど 愛しくなるのに
君は僕に優しさしか与えてくれないから
悲しくて苦しくて泣き叫んだ夜に
自分に足りない欠片を探してた夜に
愛情表現だけ必死に受け止めて
「もう何も考えなくていい
辛いことは抱え込まなくていい
だからもう一度笑ってみせて」
君を支える為に 僕はあるから
愛が全てを救えると知って
愛が全てを壊せると知って
それが怖くて触れられないけど
いつも求めるものは一つで
勇気が足りないから?断られるのが怖いから?
言葉に詰まって堪え切れなくなって
支えてくれるものは何?自分が壊れるだけで終わる
最後なんて望んでないはずなのに。ねぇ…
だからもっと傍にいて 大好きだよって呼びかけるあなたに
私は涙を流しながら いつも忘れなかった「ありがとう」
汚れた心を持つ私が 心から愛してると言えるあなたに
何度言っても伝えられないくらいの感謝を捧げよう
これがきっと神様がくれた最後のチャンスだと信じながら
私はまた強くならなきゃいけない 今はもう一人ではないから
想いが強くなればなるほどに 信じる心は綺麗になる
誰かを好きになってくことで 汚れた自分を好きになれる
大切な事を教えてくれたあなたに出会えたことが奇跡で
あなたによって救われた事も今世紀最大級の奇跡で
大げさな言葉で表す感情 憎しみも全て消し去ってあげよう
今考えるべきことは愛する二人のたどり着く未来だけ――
同じ葛藤の中 泳ぐだけなの
何度傷付けても 鳴り止まないサイレンと
止めて欲しくないあなたの声を
ノイズだらけの現状に重ねて
その手をさしのばして私を見つけて
光の中へ連れ帰って欲しい
それが空虚な妄想で終わっても
それを後悔しないように
今度はきっと信じてみせるから
もう一度私の元へ…
悲しくて苦しくて泣き叫んだ夜に
自分に足りない欠片を探してた夜に
愛情表現だけ必死に受け止めて
流れ出た悲しみを受け止めてあげよう
その冷え切った体を今温めてあげるから
心すべて吐き出して全部忘れて良いから
その優しい声で名前を呼んで
照れた仕草もいつもの笑顔も
無くして気付く大切なものが
まだこの記憶の中に残っているから
だから泣かないでこのままで
時が止まってもいいから
あなたと一緒に入れる時間が
永遠ならそれでいい
「もう何も考えなくていい
辛いことは抱え込まなくていい
だからもう一度笑ってみせて」
君を支える為に 僕はあったから
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