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少年A
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作詞 oreneko |
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響かせようとして 響かなかった
その矛盾に腹を立てて投げ捨てた
「不良品」の自分 届かない誰かの
面影を見て 現実から逃げてた
遠のいて行った意識の果て
自分は報われて いつか笑えるの?
それだけの価値はあるの?
君といた場所が いつか消えて行くなら
僕の存在も消して響かせて
思い出の中で 生きてるだけの君
その姿だってもう消えかけてる
こんなに暗くて 寒い夜なのに
適当に歩いて 壁にぶつかって
痛みをこらえて でも泣きたくなって
弱い自分を見れないで過ごす日々が
心は子供で 意味もなく馬鹿にされ
夢ばかり見て 安心できるの?
いつまで逃げる気なの?
君の悲しみは 誰にも伝わずに
僕と一緒だった 全てを狂わせて
君が溶けていく 景色と空気の中に
その姿さえ愛おしいのに 届かない…
「大切なものは無くしてから気付く」
そんな言葉が強く胸に残る
世の中なんて 上手く行くわけがない
分かってはいたけど どうして――
暗闇の中で 希望も灯さずに
追いかけてただけ いつかのまやかしを
理由を求めてただけ 意味のない想像に
そろそろ終止符を
君といた場所が いつか消えて行くなら
僕の存在も消して響かせて
思い出の中で 生きてるだけの君
その姿だってもう消えかけてる
消えかけてる
消えかけてる
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