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Character
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作詞 oreneko |
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少しだけ歪んでいた 君が切りとったチラシの裏
何か違う どっか違う 左利きの生活みたい
朝起きて 顔洗って 歯磨きの音を響かせる
5分後に 10分後に 僕も君の真似をするんだ
そういう設定で息をするんだ ああ
アパートの凍る窓の 外は一面の銀世界
憂鬱さえ 躁鬱さえ 今は灰皿に落として
サンタマリア ジャンヌダルク 歴史が僕に問いかける
今日は何を 明日は誰を 思いながら過ごすのでしょう
どういうプログラムで僕はここにいるの
一緒に居るだけで全部
分かってしまうような気がしてた
ありがとうと君に思うたび
その耳の形すら愛おしい
ごめんねと君に思うたび
その後ろ姿さえ愛おしかった
携帯のパスワード 3341の意味を知った
君のギターはエレキギター 長袖で隠した心臓
本当のことは別にいいよ 嘘だらけで楽しく生きよう
どんなことも 損な事も そんな風に考えてたのに
誰かに仕組まれていた罠だったのかな
君との子どもが欲しくて
でも痛い思いはさせたくない
もしもの話で 出来るなら
代わりに産んであげたかった
もしもの話で 君のために
なんて言葉を使うのはおかしいかな
頭の輪っかが消えたら 君と一緒に居れるかな
でもその時僕は思う ふと見た君の横顔と
ハサミを持つその白い手
本当は君も右利きだったんだね
そういう設定で息をしていた
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