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斜陽なら
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作詞 oreneko |
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四畳の部屋 誰かの写真
玩具の弦が 静寂に揺れて
指折り数え ただ懐古する
いつかの夏の 飛行機雲を
太陽へ向かい 咲いていた花
それと見紛う あの子の笑顔
思い出にだけ 隠しておいた
写真にすれば 褪せる気がした
然様なら もしも空が
あの日と同じで
斜陽なら 綺麗なまま
閉じ込められたの?
故郷を出た 君の話は
誰も知らない ことだけ知ってる
指折り数え ただ待っている
この小説の 最後の行を
然様なら もしも空が
あの日と同じで
斜陽でも 変わらないな
二度と戻らない
左様なら…
僕は何処へ
斜陽なら…
溶けてゆけるのに
故郷を出た 君の話は
誰も知らない ことだけ知ってる
僕だけ知ってる
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