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遺書 -a Last mail-
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作詞 oreneko |
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死んだ人間の目をした魚
彼だって何かに怯えながら
それなりの苦痛抱えて過ごす水の中
あぁ日々はなんてメメント・モリ
意味は知らない 言ってみただけ
そんでまた絶望感浸れば意識は
中空に消える
明日は明後日の贋作で
きっと今日は昨日の付属品
奏でたいね 感じたいね
それだけで死ねちゃうような
幾ばくかの命を犠牲に
僕たちは何度も永らえた
平和主義のサイコパスが
睡眠薬の瓶飲み干して
夜が来る
奇抜な色したサブカルモンキー
群れを成した生態系の汚点
流行り廃り繰り返し気付けばまた一人
クスリって響きはなんか嫌い
あいつの何が偉大だというの
それでもそんなものに縋んなきゃ
生きていけないよ
所詮僕は君の盗作で
売れ残ってるただの粗悪品
埃まみれ 不釣り合いな
プラチナのハート持って
公共的な安心を求め
奪い合う未来はなんて滑稽
誰の手にも 有り余るような
こんな大きな孤独と
夜を待つ
人身事故で電車が遅れて めんどくせえなって舌打ち
他人なんて非常なんです ただ似たような形してるだけの
別の化け物
しょうがないが口癖 兼 座右の銘
そんな奴に幸せは来ないんですね
本当は身近にあるとしたって
きっとそいつを幸せだって思えない
なぁどっか消えろよ月曜日
何だって差し出してやるから
声でかいの気付かないで
喋り続けんなそこのメガネ
幾ばくかの純真を犠牲に
やっと居場所を手に入れた
四畳半のボロアパートに
灯油撒いてちょっと笑って
「それじゃ今日はもうこのぐらいで おやすみ」
君に届くのを見届けて
夜が来る
夜になる
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