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puppet
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作詞 oreneko |
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少し時間がかかる あなたが仕舞いこんだ
荷物の場所をゆっくりと思い出してる
向日葵の咲く庭 海が見える窓辺
二人はいつしか理想だけ押し付けて
いっそもっと暴力的な愛で
全てを染め上げてほしかった
指の先 触れたところから
色を変えていく
セカイの果てで
背中に突き刺さってしまう その言葉のナイフが
傷口からほつれた赤い運命の糸
さよなら なんてね もう離れてはいけない
あの頃の約束にまだ縋ったまま
全てが終わった朝 あなたは嬉しそうに
宙に舞うキラキラたちと踊ってたね
漫画や映画や 娯楽や妄想
小さい頃好きだった 人や物や景色が
詰まった宝箱 失くしたあの時から
今日までずっと
孤独だった
光を照らしだしてくれる 光が欲しかった
あたしを救うたびにあなたは傷付いていた
ルラララ 歌って せめてこの唇だけは
あなたの熱を残したまま
朽ち果てて
ゆっくり息をして てのひらを開いて
なにもないかな なにかないかな
ねぇ寂しいよこのままなんて どうにかして神様
あたし以外はみんな 誰かに愛されてるって
知ってる なんてね もう解ってはいけない
頭の中 正常かな ぐるぐるぐる 回る視界と
いつかは照らしだしてくれる その記憶のライトで
ずっと信じてた夢がグチャグチャになっても
ルラララ 歌って せめてこの唇だけは
あなたの熱を残したまま
朽ち果てて
あなたにとってはただの人形でも
あなたの熱を残したまま
沈みたいな
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