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耳鳴り
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作詞 oreneko |
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君がどこにいるとしたって
見つけ出すことが出来る すぐに
耳を塞いで目隠しをして
少しの罪滅ぼしの つもり つもり
口をあけてフォークで刺して
いただきますも言えない 世界
耳鳴りがする目眩もする
ごちそうさまと蠢く 視界
売り飛ばしたはずの心が今更になって「帰りたい」なんて
僕は僕の中にいる君を騙し続けていくしかないのにね
君がどこにいるとしたって
見つけ出す それだけが 償い
隠すために貼り付けた紙
「どうか誰か可愛がってください」
売れ残っていた思い出達の墓場に全てを眠らせて
僕は僕の中にいる君に値札付けてただ待ち続けた
どうせ がらんどうの奥の方でまた君と交わるのならば
最期に君を少しでも困らせて僕も眠るとしよう
耳鳴りがする目眩もする
ごちそうさまと囁く君の目の前に 僕の死体
それはもはや 君の死体
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