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夜明け
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作詞 HaRy |
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誰もが独りぼっち だったらいいのに
そんなこと考える真夜中 公園
コンビニで買ったビニール傘
開こうとしたら外れる親骨
値(ね)にそぐわない その脆さ
ヒトとして生きる僕のよう
肩が濡れて身震いは止まらなくて
ふかしたのは煙混じりの弱み
襲う 自分に向けた怒り
怒りで濁った水たまり
全てが思い通り だったらいいのに
浮かんでも消える泡に似た 空想
夜空を覆った愛しい雲
一緒に泣いてくれてるみたいで
急に弱くなる その涙
どうやら止んでしまう模様
雲は流れて空は寂しくなって
見えたのは西に浮かぶ月
落ちる 淡く優しい顔つき
霞がとれたこの瞳
今日を迎えゆく 東の空
明け方雨のち晴れの予報?
雨に濡れたビニール傘を広げて
透かしたのは雨上がりの夜明け
昇る 今日という名の光
光を映した水滴
光を映したこの瞳
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